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学習机の選び方
まずは何を基準に学習机を選べばよいのかを見て行きましょう。デザイン、素材などの見た目はもちろん、天板のサイズ、椅子とのバランスから収納力まで、選び方のポイントを詳しくご紹介します。ベッドなどと一体になったタイプや2人並んで使えるツインデスクなど、お部屋に合わせて検討したいタイプについてもまとめているので。参考にしてみてください。
学習机といえば、子供らしいかわいいタイプやキャラクターものをイメージしがちですが、長年愛用することを考えるなら、シンプルなデザインのものがおすすめです。飽きにくいため大人になっても使えるほか、リビングで学習するご家庭の場合も。インテリアにすんなりとなじんでくれます。
もし子供が特定のキャラクターなどが好きな場合は、机に敷くマットや、椅子のクッションを好みに合わせてアレンジしてみましょう。年齢の経過による興味の変化にも合わせやすくなります。
学習机を選ぶときに重要なのが、天板のサイズです。設置場所や年齢によって目安となるサイズは違いますが、子供部屋に置く場合は、やや余裕のある幅100×奥行60cm程度のサイズがおすすめ。小学校低学年で整理整頓が苦手な子もノートや教科書を見開きで置くことができます。
また、中学生以降など受験勉強を見据える時期は教科書、参考書、ノートと、使うものも増えるため、幅120×奥行60cmとさらに大きめが便利。デスクトップPCも設置できる広さで、大人になっても活用しやすいのも魅力です。
一方、リビング学習用の机をお探しなら、幅100cm×奥行50cm程度のややコンパクトなものが最適です。リビングは家族がリラックスして過ごす場所でもあります。奥行が浅い方がリビングを狭く感じる心配も少なめです。そのほか、年齢や設置場所に応じて広げられる拡張天板タイプもあります。気になる方はチェックしてみましょう。
子供の年齢 設置場所 天板サイズ 特徴
小学生 子供部屋 幅100×奥行60cm 小学校低学年でもノートや教科書を見開きで置ける
中学生以降・受験生 子供部屋 幅120×奥行60cm 教科書、参考書、ノートなど受験勉強に必要なものが置きやすい
全年齢 リビング 幅100×奥行50cm リビングでも圧迫感なくすっきりと置ける
椅子とのバランスをチェック
子供が座って学習するためには、机と椅子の高さのバランスがよく、体格にもしっかりと合っていることが大切です。理想は椅子に深く腰かけた状態で机に手を置いたとき、肘と膝が90°になる程度のもの。使用中も体が疲れにくく勉強に集中しやすい高さといわれています。
また、育ち盛りの子供の成長に合わせて、天板の位置を自由に変えられるものは長期間にわたって愛用できます。ただ、学習机は高さ70cm程度で固定されているものが主流のため、机に調整機能がないときは、高さが調整できる椅子を使うとよいでしょう。
収納力をチェック
学習机を選ぶうえで収納力も選び方の大事なポイントです。収納力をチェックする際、学習机は長く使う場合がほどんどなことから、中学生以降の成長を考慮して選ぶとよいでしょう。特に中高生ともなると辞書や参考書を置けるスペースがあるか確認することが重要です。
ここからは学習机の主な収納場所となる引き出しやワゴン、上棚についてそれぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
学習机は引き出しやワゴンの数が多いほど収納力が高まります。引き出しやワゴンの数が多いものは小学校低学年でも整理しやすく、必要なものを探しやすいため、勉強の効率アップにつながりそうです。小学校入学のタイミングで買う場合、引き出しが余ることも考えられますが、中学生以降になると辞書や参考書が増えてきます。将来を考慮するなら、多めを選ぶのがおすすめです。
また、引き出しやワゴンは、深さや大きさもチェックしましょう。深さがあるものは、ファイルやノートの背表紙を上に向けて引き出しに収納することができ、目的のものが見つけやすくなります。
さらに、ワゴンの位置が組み換えられるものなら、部屋のレイアウトや利き手に合わせて配置することも可能。子供の成長に合わせてアレンジできて便利です。
机の天板上に棚が付いている昔ながらのデザインの学習机も根強い人気があり、おすすめです。目の前に棚があるため、辞書や鉛筆削りを置くことができ、必要なものをすぐに取り出せる点がメリット。ただ、作業スペースが狭くなるというデメリットもあります。
棚の下にスペースを確保しているものを選べば、作業スペースを充分に確保することができるため、上棚付きのものを選ぶ場合は細かい設計も確認してみましょう。
素材をチェック
見た目や使い心地を左右する素材もしっかりとチェックしましょう。学習机は大きく分けてナチュラルな「無垢材」、軽量の「突板」、リーズナブルな価格で購入しやすい「プリント化粧板」という素材が採用されています。また、木の種類によっても特徴が異なり、選ぶ際には使用目的や価格などを考慮することが大切なポイントです。ここからそれぞれの特徴を詳しくご紹介します。
天然木を使用する無垢材は、ナチュラルで温かみのある雰囲気が魅力です。手触りもよく、見た目もおしゃれなため、インテリアになじみやすいのがメリット。時間がたつほど味わい深くなり、大人になっても使い続けられます。
デメリットは、湿気の吸収による膨張や、乾燥による収縮、ひび割れがまれに発生する恐れがあるという点。ただ、補強されているものなら、ある程度は防ぐことが可能です。お値段は高めですが、長期間愛用したい方、デザインにこだわりたい方におすすめです。
突板とは天然木を0.2mm程度に薄くスライスし、MDFやパーティクルボードに貼り付けたもの。軽くて丈夫なのがメリットで、移動や組み立てもラクチンです。高級感に欠ける、長期間使い続けると剥離しやすいなどのデメリットはありますが、無垢材と比べると低価格。天然木の中でも安価で扱いやすいものをお探しの方におすすめです。
プリント化粧板は、木目などを印刷したプリント紙を板などの表面に貼って仕上げたタイプです。リーズナブルな価格で手軽に購入できる点が最大のメリット。木目などのデザインにも統一性があるため、同じシリーズの他の家具とそろえると統一感のあるインテリアに仕上がります。色や柄をあわせてコーディネートしたい方におすすめです。
ただ、粘着性の高いテープなどを使用すると、プリントがはがれてしまうことがある点がデメリット。扱いに注意が必要です。
学習机とチェスト、ベッドなどの必要な家具がセットになったシステムベッドやハイベッドも人気です。セットのため統一感のあるデザインで、子供部屋に必要な家具を比較的低価格でそろえられるのが魅力。ベッドの下に机や収納棚をしまえる設計が多く、子供部屋が狭い場合でも、限られたスペースを有効活用できます。
年齢の近いきょうだいが2人で子供部屋を使う場合は、2台の学習机がセットになったような形状の「ツインデスク」もおすすめです。一般的な学習机よりも横幅が広く、2人並んで勉強できます。
ツインデスクには机同士を切り離せないタイプと切り離し可能なタイプの2種類があるため、選ぶときはよく確認しましょう。切り離しタイプの方が机同士を向かい合わせにしたり、将来的に別の部屋になった後は単独で使ったりと活用の幅が広く、長く使いやすいためおすすめです。
組立て方をチェック
組立て方をチェック
比較的安価で販売されている商品の多くは組み立て式です。普段からDIYに親しむなど、組み立てが得意な方や苦にならない方は組み立て式を選ぶとコストを抑えられます。学習机はデザインによって、組み立てがやや複雑な場合もあるため、難易度や目安時間、必要人数などを事前に確認しておくと安心です。
一方、組み立てに自信がない方や組み立てるスペースがない方の場合は完成品がおすすめです。ただ、完成品は組み立て品に比べ送料が高め。トータル価格や搬入通路に必要となる広さなども忘れずチェックしましょう。
学習机のおすすめメーカー
ここからは大手家具メーカーのニトリをはじめ、大人になっても使える「ビーノ」シリーズが人気のコイズミファニテック、高品質でおしゃれなデザイン性にも定評のあるカリモク家具など、学習机のおすすめメーカーについてご紹介します。リーズナブルにそろえたい方もこだわって選びたい方もぜひ知っておきたいメーカーばかりですので参考にしてみてください。
ニトリは「お、ねだん以上」のキャッチコピーの通り、リーズナブルの価格設定とねだん以上の品質で知られる大手家具メーカーです。学習机も引き出しのみのシンプルなものからシステムベッドタイプまで、多種多様なシリーズを展開しています。
お手頃価格で多機能な学習机を購入したい方、幅広いラインナップから合うものをじっくりと比較検討したい方におすすめです。
コイズミファニテックは家電製品でも知られる「コイズミ」の家具事業の子会社です。学習用の家具を中心に、書斎家具やダイニング家具などを幅広く展開しています。学習机は多機能でおしゃれなものが多く、デザインにこだわりたい方にもおすすめ。価格は比較的高めですが、高級感があり子供から大人まで長く使えます。
カリモク家具は天然木製の家具を展開している国内家具メーカーです。高価格なものの、素材や品質にこだわった製品が多く、デザインもおしゃれ。学習机も大人まで使えるシンプルなデザインで、成長に合わせて柔軟に使えるものがそろっています。
国内生産にこだわっているのも特徴で、コイズミファニテックと同じく、大人になるまで長期間使えるような高品質の学習机をお探しの方におすすめです。
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